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2007年9月

2007年9月18日 (火)

人間らしくありたい

奈良県での妊婦のたらい回しなど、最近マスコミでは産科医不足の報道が多いですが、医師を増やすとか、診療報酬を引き上げるとかそういう部分ばかりが議論されます。

しかしこの問題は、「女性が出産の場所や方法を選択できるお産」を目指すことで解決可能です。病院と医師が出産のすべてを行うのではなく、正常分娩は助産師が行うことで、医師の手は空き緊急時には対応可能になります。

ただ多くの既得権益団体は、助産師にお産の権限をうつすことに反対で、官僚や行政はその意向に沿うような政策しか執りません。

上田市産院廃止議論の過程では、上田市で開業している産婦人科医は猛烈に反対しましたが、市長は聞く耳持たずで廃止を決定しました。
その後お母さんたちの署名活動によって産院が廃止されずにすみました。

この問題の根本は単に医師不足ということではなく、「お産の根本的な体制の不備」にあります。それを変えていこうというのが、この会の趣旨になると思います。

生まれるときと死ぬときこそ、人間らしくありたいと願います。

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2007年9月17日 (月)

記者会見の様子

9月14日、上田と長野の二つの会場で記者会見に参加してきました。

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会見では、お産のもう一つの担い手である助産師さんが活躍できる仕組みを作っていくことが、いま一番「安心してお産できる環境」に繋がっていくのだということを、会の母親メンバーがそれぞれ体験談を交えて訴えました。

会としては、この仕組みを実現させるために、これから請願署名活動をスタートさせること、22日に講演会(「お産といのちを守る講演会」)を開催することについて、各メディアの方達にお伝えしました。

14日の会見の様子は、その日のお昼と夕方に長野放送のニュースで流していただきました。

また15日付けの各新聞(信濃毎日新聞、東信ジャーナル、信州民報・・)にも掲載していただきました。

連日報道される産科医不足や病院でのお産取り扱い廃止の問題を解決するために、お産に望む母親だけでなく、地域の皆さんが、あるいは社会全体がこの問題を自分のことと考えて、「自分たちで変えていく!」という意識を持っていただくことが必要だと考えています。

記者会見の場で、「安心してお産と子育てができる地域」をつくっていくために、私にできることをコツコツとやっていこう・・・と改めて思いました。

私達の活動にご賛同頂ける方は、ぜひ署名活動にご協力ください!

請願署名にご協力をお願いします

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請願署名にご協力をお願いします

地域で安心したお産のしくみを作るには、市民である、私達ひとりひとりの声が必要です。ぜひ、署名にご協力お願いします!

今、上小地域のお産をめぐる環境は、かなり深刻です。5年先、10年先も、この地域で安心してお産をするためには、バースセンターの設立二次医療を扱う連携強化病院が必要です。

※バースセンターとは・・・
助産院のような役割で、助産師主導で自然なお産を提供する施設のことです。助産師が複数人常駐し、妊娠から出産まで助産師が一貫したケアをします。
お母さんたちも気軽に相談することができ、安心してお産に望むことができます。本来持つ「生む力」「生まれる力」を尊重します。
バースセンターには独立した施設も可能ですが、病院内に併設することもできます。

これらを実現するために、ぜひ、請願署名にご協力をお願いします。

添付の「請願署名について」をダウンロードして内容をご覧いただき、ご協力いただける場合は、「請願書」を印刷してご署名ののち、郵送でお送りください。

署名をお送りいただく際の注意点は以下のとおりです。

  • 署名は、上田市議会議長宛と長野県議会議長宛の両方にお願いします。
  • 住所は都道府県から記載してください。
  • 同じ住所の方が続く場合も「同上」「〃」のように省略しないで記載してください。
  • FAXでの送付、コピーでの送付は無効になりますので、必ず原本を郵送してください。

「請願署名について」をダウンロード 

「請願書」をダウンロード

皆様のご協力をお待ちしております。

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お産といのちを守る会について

私たちの上小地域では、おととしの秋に、信州大学医学部産婦人科医局から上田市産院への医師派遣中止の通告があり、産院は廃院の危機に直面しました。

長野県でただ一つ「赤ちゃんにやさしい病院」に認定されている産院をなくさないために、産院で出産した私たち若い母親が立ち上がり署名活動を開始しました。皆様のご協力により、一月までの約二ヶ月で九万を超える署名が集まりました。また、私たちの活動に賛同して下さった先生が赴任を希望された事もあり、母袋上田市長は産院の存続を決断してくださいました。

現在上田市産院では三人の先生で二年前の1.5倍にあたる年間700の出産を支えておられます。
この結果、幸いなことに上小地域では産科の二次医療の不安はあるものの、出産の取り扱い制限もなく地域内で出産に望むことができる状況に有ります。

しかし、昨年の五月に衛生部医療チームが発表した資料によりますと、上小地域の産科医一人当たりの出生数は県下で最も多く、一番少ない松本地域のおよそ三倍です。
また、産科医師が減ってゆく昨今の様子を見ていると、上小地域でも5年先10年先まで現状を維持できる可能性は低く、再び二年前に経験した出産場所の集約化への波に飲み込まれざるを得ないと心配をしています。

現状を維持できる方法を考えようと「お産といのちを守る講演会」を開催し、講師の先生方の話から、産科の先生が減ってゆく深刻な状況で、もう一つの出産の担い手である助産師さんに活躍してもらう事が身近な地域で安心して生み育てる場所を持続できる一つの考えであることを勉強しました。

しかし、平成18年6月に成立した改正医療法第19条によって、助産師さんの開設要件が厳しくなり、開業はもとより存続が危ぶまれている現状です。

この春から6月に掛けて二つの団体「NPO法人お産サポートJAPAN」と「お産といのちの全国ネット」が「助産師の開業権を守って」と「身近な地域で、安心して産める場所がほしい!」の表題で、助産師の開業を制約する改正医療法第19条の廃案に向けた全国的な請願署名を行い、私たちもそれぞれの立場で署名集めに参加しました。尚この請願は衆議院、参議院とも採択され内閣に送付されています。

私たちは署名活動を進めて行く中で、改めて五年先十年先にも身近な地域で安心して生み育てる場所が持続して欲しいと考える様になり「安心してお産と子育てができる地域を作る住民の集い」が発足しました。

まず上小地域で、出産環境の整備と現在問題になっている二次医療の確保に向けた活動をし、そして長野県内にも広げたいと考えています。

地域の皆様には、私達の活動をご理解いただき、ぜひご賛同いただきたいと考えております。現在上田市、長野県に提出する請願署名を集めています。ご協力いただける方は、ブログ内にある用紙をダウンロードして、お使いください。

今後も、お産といのちを守るために、活動していきます。よろしくお願いします。

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2007年9月12日 (水)

第二回「お産といのちを守る講演会」に向けて

出産は、二つの奇跡を産み出します。新しい命が誕生すること。女性が母親として誕生すること。それはとてもすばらしいことであり、古より人が命をつないできた営みです。

しかし、今、安心して出産できる環境の維持が危ぶまれています。なぜそんなことになってしまったのか、安心してお産と子育てができる地域をつくるにはどうしたらよいのか、皆さんと一緒に考える機会を持ちたいと思い、「お産と命を守る講演会」を企画しました。この企画は、今回で2回目になります。

講演会詳細は以下のとおりです。

  • 日時:平成19年9月22日(土)午後2時から午後4時50分
  • 場所:上田文化会館(長野県上田市材木町1-2-3)
  • 参加費:一般の方500円 医療専門職2,000円(医療専門職ワークショップ参加費含)
  • 資料代:200円
  • プログラム:
     進 純郎さん(前葛飾赤十字産院院長)講演
     鈴井 江三子さん(川崎医療福祉大学教授)講演
     廣瀬 健さん(上田市産院副院長)座長
     シンポジウム ほか
  • 医療専門職ワークショップ:(参加いただけるのは医療に従事されている方だけです)
    「女性の深い出産体験を支えるために、助産師のできること、これからしていけること」
    17:00~18:00 会場:上田市公民館二階第一会議室
  • 懇親会:(事前の申し込みが必要です。)
    18:30~ 会場:ささや 上田市中央2-15-12 電話0268-22-0128 (詳細は別途ご案内)
    会費:4000円
  • 託  児:事前の申し込みが必要です。
     託児料(保険料・おやつ代を含みます):一人200円、
     二人目以降は一人100円追加料金をいただきます。
  • 駐車場:文化センターの駐車場の他に一中跡地も用意しています

参加をご希望の方は、事務局片桐までご連絡ください。
tel:090-3200-1164  mail:osan@douya.jp

また、今後このブログで、私達の活動をご紹介していきます。
皆様よろしくお願いいたします。

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